ルースが大リーグの第一線で二刀流として活躍したのは4年間で、その後、打者転向を決断したことが伝説のホームラン王誕生につながったのだ。
(中略)
 マスコミが「二刀流でベーブ・ルースに並んだ」とはしゃぐのは逆で、4年間で投手生活に見切りをつけ、バット1本に野球人生をかけたルースの選択こそ正しかったのだ。
 大谷もルースと二刀流の記録を競うより、投打のどちらが天職かを見極めて専念したほうがいい。