西光被告は事前に「頸動脈どこ」などと検索したうえで、外出準備をする渡辺さんに背後から近づき、隠し持っていた包丁で首や腹を切りつけたということで、渡辺さんの遺体には首や腹などに62か所もの刺し傷や切り傷がありました。

事件後、西光被告は渡辺さんのパソコンなどを売却した上で、その金で大阪市内のホテルで性風俗サービスを利用していたことが明らかになりました。

その後、「宿泊料金が払えない」などと警察に通報。警察が駆けつけた際、西光被告は「渡辺さんに借金があることを伝え、同意の上で殺害した」という趣旨のウソの内容を書いた手書きのメモを持っていましたが、裁判では「実際は同意はなく、早く刑務所から出所したいと思いウソをついた」と話しました。