セブン&アイ・ホールディングスは、主力のコンビニ事業を強化するため、国内のおよそ1万店に店内調理の設備を導入するなど100億円規模の投資を行うことがわかりました。カナダのコンビニ大手から買収提案を受け、企業価値の向上が課題となる中、焼きたてのパンなど取り扱う商品を増やすことで、売り上げの拡大を図るねらいです。
オーブンなどの器具を設置し、店内で調理した焼きたてのパンやクッキーなどを販売することにしていて、来年2月までに順次、導入を進めることにしています。
セブン&アイでは、創業家側による会社を非上場化する計画が白紙となったことを受けて、自社単独で企業価値を向上させる案を軸に検討を進めていて、主力のコンビニ事業の強化が課題となっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250306/k10014740911000.html