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「小学校の時の小西は、5、6個あった女子グループのリーダーの一人でした。顔が可愛いということは、自他ともに認められていて、それがリーダーだった理由なのかもしれない。どちらかと言うと、当時から人をハブいたり、無視したりするグループのリーダーだった。小西の家に遊びに行ってお菓子を持っていないと、すごく怒られたこともありました。昔からジコチューではあった」

 自己中心的な性格は成長とともに増していったという。

「中学校に入ってから小西は3人のグループを作ったけど、その3人で揉めたのか、学校に来ない不登校の時期があった。グループで遊ぶ時はやはりジコチューで、反抗すると『なんなの、お前』とか言ってキレる。気に食わないことがあると物に当たっていた。当時から周囲では『顔可愛いけど性格はブス』で通っていた」(同)

「高校に入ってからも小西はすぐにグループを作った。小西とある女子生徒が喧嘩して揉めたとき、小西は対立するグループも女子の教科書とノートを、近くの川に投げ捨てたんです。また一人は小西にロッカーを蹴られまくって、変形したロッカーが開かなくなっていた。小西に問い詰めても『私じゃない』ととぼけるので、皆小西と取るようになった。仲裁に入った先生にタメ口で話す小西の姿も印象的でした。