裁判対策に公文書シュレッダーにかけだして草

米国際開発局(USAID)のスタッフは機密文書と職員記録の破棄を命じられたことが、同局トップからの文書で明らかになった。新たな法的係争の火種になる可能性があり、職員を代表する労組から警戒の声が上がっている。

  「まずできるだけ多くの書類をシュレッダーにかけ、シュレッダーが使えない、あるいは壊れた場合に備えて焼却用の袋を確保するように」との指示が、ブルームバーグ・ニュースが確認した同文書のコピーに記されている。同文書にはUSAIDのカー事務局長代理が署名している。

  USAIDを監督する米国務省にコメントを求めたが、返信は得られていない。法的係争中の契約社員を代表する弁護士らは、「継続中の訴訟に関連する可能性がある全文書の保持」を政府に命じるべく裁判所に緊急の申し立てを行った。

  弁護士らはこの申し立ての中で、司法省に説明を求めたが回答を得ていないと説明している

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-03-11/SSZAFQDWRGG000