フジテレビ問題で〝窮地〟も…系列局・東海テレビは「竜頼み」編成で挽回なるか

3年連続最下位に沈む中日だが、同局の小島浩資社長は「(中日戦は)クライアント・スポンサーに関して強いコンテンツ。(今季の契約はこれからだが)きっといっぱいになると思います。(チームの)雰囲気はいいので期待しています」と語った。

 一方で「(1月~3月だけで)数億円のダメージを受けている」(小島社長)とも明かしており、キー局・フジテレビによる元タレント・中居正広氏の関連問題は系列局にも深刻なダメージが及んでいる。
今月末に予定されている第3者委員会の報告次第では、4月以降も影響が続く可能性も否定しきれない。

「ドラゴンズの調子がいいと視聴率が上がり、そこ(中日戦)にCMを出したいというところも増えてくるんです。しかもWBCやドジャース・大谷選手の効果で若いファンが増えていてプロ野球というコンテンツ自体が今、見直されている。
東海テレビさんにとって地元でちゃんと稼げるドラゴンズ戦はめちゃめちゃ大きいはずです」(在名テレビ局関係者)

そうした指摘もあるだけにドラゴンズ戦がどれだけ盛り上がるかは地元テレビ局、とりわけ東海テレビにとっては大きな関心事となりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/473ee1da4ef25212856a627bbeaf5194f1bc003c