節子「雑炊いやや」
おばさん「はい、お弁当」
息子「ほな、もろてきます」
おばさん「ごくろうさん」
清太「見てみ、昼はオムスビやから、雑炊、我慢して食べ」
おばさん「ええ加減にしとき!うちにおるもんは昼かて雑炊や」
「お国のために働いてる人らの弁当と一日中、ブラブラしとるあんたらと、なんで同じや思うの」
「清太さんな、あんたもう大きいねんから助け合いいう事考えてくれな」
「あんたらはお米ちっとも出さんと、それでご飯食べたい言うてもそらいけませんよ。通りません」
「ちょっと続けて御飯食べさせたったら、まあ口が肥えてしまいよってからに!」