静かな大学の図書室。午後の陽光が窓から差し込み、古い本の匂いが漂っていた。大学生の翔太は、参考書を手に奥の席で黙々と勉強していた。19歳、彼はまだ恋愛経験がなく、いわゆる「童貞くん」。真面目で少し内気な性格の彼にとって、図書室は安心できる場所だった。

その日、カウンターに立つ司書の女性が目に入った。スーツを着たOL風の彩花、新しく雇われたパートタイム司書だ。年齢は20代後半くらいだろうか。彼女が本棚の間を歩く姿を何気なく見ていると、彩花が低い棚に手を伸ばした瞬間、スカートの裾がゆっくりと持ち上がった。白いレースの縁がチラリと覗き、翔太は息を呑んで目を逸らした。心臓が早鐘を打ち、参考書に集中しようとしてもその光景が頭から離れない。

彩花は本の整理を続けながら、時折こちらをちらりと見ている気がした。翔太は落ち着かず、鉛筆を握る手に力が入った。すると、彼女が静かに近づいてきて、「ねえ、君、いつもここで勉強してるよね。何か用があれば言ってね」と囁くように言った。彩花の声は柔らかく、少し甘い響きがあって、翔太は「あ、はい…ありがとうございます」とどもりながら答えた。彼女が微笑んで立ち去る背中を見ながら、翔太はなぜか期待と緊張で胸がざわついた。

しばらくして、彩花が再び現れた。手に本を持って、「これ、君が探してた参考書じゃない？」と差し出す。確かにそれは欲しかった本だった。「ありがとうございます！」と受け取ると、彩花は隣に腰を下ろした。彼女が脚を組む動作がやけにゆっくりで、スカートが少しずつずり上がり、再びパンチラが視界に飛び込む。翔太は顔が熱くなり、目を逸らそうとするが、彩花の視線がそれを許さない。「緊張してる？」と彼女が小さく笑いながら聞くと、翔太は首を振るのが精一杯だった。

「ねえ、ちょっと疲れたでしょ。リラックスさせてあげようか？」彩花の声がさらに低くなり、翔太の耳元で響く。彼女の手がテーブルの下でゆっくりと近づいてくるのがわかり、翔太は「え、えっと…」と声を震わせた。彩花の指先がまず彼の膝に触れ、そこで一瞬止まる。翔太の心臓は爆発しそうだった。彼女は焦らすように指を軽く動かし、やがてゆっくりと上に滑らせていく。「静かにね。ここ、図書室だから」と彩花が囁き、唇の端に微かな笑みを浮かべた。翔太の息が荒くなり、体がビクッと震えた瞬間、彩花の手が一瞬だけ強く握り、そして静かに離れた。

数分後、翔太は息も絶え絶えで放心状態。ズボンの裾がわずかに乱れ、膝に置いた手が小刻みに震えていた。彩花は涼しい顔で立ち上がり、ハンカチをそっと彼の膝に置いて、「きれいにしておいてね。またね、童貞くん」とウインクして去っていった。翔太はその場に取り残され、参考書を握り潰しそうになりながら、焦らされた緊張とその後の解放感に呆然とするしかなかった。