米国株式市場は反落。ダウ平均は112.18ドル安の33174.07ドル、ナスダックは125.59ポイント安の13129.96で取引を終了した。ロシアとウクライナ外相の停戦交渉で進展なく、さらに、2月消費者物価指数(CPI)が40年ぶり最大の伸びとなったため、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを警戒した売りも再燃し、終日軟調に推移した。ハイテクも金利の上昇を嫌気し、下落。セクタ―別では小売りやエネルギーが上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器が下落した。

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円85銭へ弱含んだのち、116円19銭まで反発し、116円13銭で引けた。米2月消費者物価指数(CPI)は40年ぶり最大の伸びを示し、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを正当化する結果となったため、長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。また、ウクライナ、ロシアの外相会談で停戦交渉に進展がなく、警戒感から質への逃避のドル買いも再燃した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比440円安の25060円(6月限)。
ナイトセッションは軟調推移。小安く始まると下値模索の動き。午前3時頃には25000円を割り込む場面もあり、かろうじて25000円は上回って引けたという印象です。
ただ、200円程度のリバウンドが2回あり、今から売るのも怖いところです。
さて、本日はメジャーSQの算出日。限月交代によるスプレッドが250円ほどあるので、順当なら25300円どころでの着地が見込まれますが、さて・・・。