>>347
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は詩編第61篇です。
使徒行伝、ご苦労様でした。

二節の「土地の人々」の原文はバルバロイ(野蛮人)です。
難破して助けて貰った上に親切にされたのに著者はバルバロイと島民を呼んでいます。
ギリシア語を喋らない未開人エピソードとして、「人殺し」から「神様」への転換です。

島で三か月を過ごしたのは悠長なわけではなくて、冬季は海が荒れるので安全の
ために欠航するのが常だったからです。

>本当に囚人の護送なのでしょうか?w
立場は未決囚のはずですが、ほぼ無罪確定なので、囚人扱いされてないようです

>ルカがここで筆を置いた理由はいったい何だったのでしょうか?
パウロは無罪だけども皇帝に上訴した不敬で刑死したのですが(26:32)、無罪なので
二年間、かなり自由に非ユダヤ人と交流できたが、ローマのユダヤ人たちとは
決別し、パウロの宣教は屋敷を訪ねて来た者に対してのみでさびしいもので
ローマのクリスチャんからもあまり重視されなかったので著者は書けなかったのかも
ですね。刑死しただけで復活したわけではないので尻切れとんぼなのかもです

ハーパー注解は、第一にパウロにおいて神の意図が成就した。訪ねて来た異邦人に伝道し
第二にパウロと「この道」への嫌疑が晴れて、両者はローマの保護の下、物語全体を
通して、その働きを続け、栄えていき、「大胆に、何の妨げも無く」宣教を続けること
ができる、ということであ。結局、福音は抑えられないということが判明するのである
と主張しています。