>>395
atheistくん、こんばんは。明日の聖句は詩編第63篇です。

聖書が成就したと言いたがるのは原ヨハネの著者ではなくて、
教会的編集者ですね。でヘブライ語原文と70人訳は「かかとを大きくした」という
表現ですが、教会的編集者は、わかりやすく「かかとをあげた」と変えています。

詩編41:9
わたしの信頼した親しい友、
わたしのパンを食べた親しい友さえも
わたしにそむいてくびすをあげた。

ユダの裏切りがまずあって、ヘブライ語聖書にその根拠を探して
詩編を発見し、予言が成就したという物語にしたのでしょう

実際の所は会計係という要職者で、信頼の厚かっただろうユダが
裏切ったことに残された者たちはかなりのショックを受けたので
その意味を予言されていたという形で再解釈したのかもですね
一方で裏切者ユダに対する憎悪はMaxな形で常に語られるので
矛盾しているということでしょう