>>416
なるほど、じゃあわたしが見てた口語訳のサイトは単に5,6節がひとつになっているものを
6節にまとめて表示していただけなんですね
また元はちゃんと分かれていたものが訳出上の問題で5,6節が反対になってしまうので
ひとつにまとめたってことですね

そういえば英訳でも現代語訳の多くは章のタイトルが付いてました
祈りや賛美の際は何について祈り、賛美しているかが重要になりますから
教会で使用される場合は、それぞれの章の違いが重要になるんでしょうね

さて64章ですが、ここもまた短いですね

今回は比較的内容が明確で、陰謀を巡らし、罠を掛ける敵から自分を守ってくれるように祈る箇所ですね
当然と言えば当然ですが、古代においても様々な謀が行われていたことが窺われます

3,4節と7,8節はは表現的に対になっているように思いました
前者が敵の不義のことばを矢で表現しているしているのに対して
後者は神の懲罰を矢で表現している、といったところでしょうか

おそらく宮廷での権謀術数に疲弊したとき、そこから逃避し守護してもらうための祈りとして
書かれたもののように感じました