>>433
6節後部から8節前部までは、意味不明なところを意味が通じるように
解釈して訳出しているということでしょうか
ヘブライ語聖書はどうしてもこういった箇所が多くなってしまいますね
同害報復ということは因果応報的な世界観がここでも表れているってことですね

65章は神の恵みに焦点を当てて書かれてある章ですね

赦しや恵み、祝福が全面に出ている章で、その意味でまさにキリスト教の賛美歌といった風情でもあり
また自然の恵みを神の恵みとして語っているところはキリスト教神学でいう一般恩寵が
語られている箇所でもあると思いました

8節の「地の果てに住む人々」というのは日の出日の入りを意識して書かれているように思いますが
基本的にはユダヤ人ではない異邦人を指しているようで、神の威光が異邦人にも及ぶことを
示唆しているようにも思いました

11節の「年の冠」というのは畑の収穫時期が一年の恵みの頂点といった意味で言われているのでしょうか

このような自然の恵みの賛美は詩篇のなかでは非信徒にとっても比較的読みやすいですね