>>509
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は詩編第69篇です。

フランシスコ会訳註は、全詩編中、本詩が一番意味不明なので、解釈が多種多用とのこと。
数多の有名な詩歌の部分、恐らくは冒頭の数行を集めた説。
出エジプトからエルサレムまでの絵巻物説。
一大祝祭の典礼の詩説。フランシスコ会訳註はこれを支持
ハーパー注解は、モーセの時代(2-4,7-9)定着の時代(5-6,10-11)デボラと土師(12-15)
神殿建設(16-19)軍事上の経験(20-24)勝利の祝祭(25-28)政治的軍事的諸問題(29-32)
預言者的希望(33-36)
11節。フ会訳は「主は言葉を授け、大勢の女たちに告げさせられました」
13節前半は土師記5:16「5なぜ、あなたは、おりの間にとどまって、羊の群れに
笛吹くのを聞いているのか。」に類似してデボラのことが歌われると推定されてます。
後半は意味不明で、おそらく金箔銀箔製の鳩型の神輿のような戦利品ではないかと。
21節 聖書協会共同訳では「髪に覆われた頭」に変更されています。
新改訳は「毛深い脳天」です。
22-23節をフ会訳註はエジプト軍の壊滅と言ってます。ただバシャンの個所を訳出
してません。ハーパー注解は、バシャン近郊におけるアハブ王の敗北と妻イザベルの
最後を描いており、悪は赦さないという詩であるとしています。
それがなぜ「犬の舌」なのか私にはわかりません
4節の「雲に乗られる者」は古代カナン的表現。土着の伝統的な着想では神は雲の中にいたそうです。
そして雲の中からイスラエルをエジプトから導きだしたそうです