>>565
詩篇は第二神殿期より前の詩を集めたものだと思ってましたが
マカバイ時代ほど新しい時代の詩もある可能性はあるのですね
はとの魂は単純に異民族を獣に見立てた際の対比として読んでました
たしかに神の霊をはとで象徴しているとすれば、それがマルコにつながっている
可能性はありますね

さて75章ですが、裁くのは神であることが強調された詩であると思いました
2節でいきなり神の描写が「わたし」と変わっているので戸惑いましたが
5節までは神自身のことばとして書かれているのだろうと思いました
2節の「定まった時」というのは最後の審判のときを指しているのでしょうか

今回よくわからなかったのは6節のあたりです
ここで「上げる」というのは前節の「角を上げる」の「上げる」だと思いますが
「高慢な態度をもって語る」というフレーズと並列されているので
自身を誇ることを表しているように感じます
しかし7節では「神がこれを下げ、かれを上げられる」と書かれているので
裁きによる選別における救いであるようにも読めます
要は自身を価値あるものとするな、それを決めるのは神である、ということでしょうか?