>>570
2-5節は神託ってことですね
「定まった時」に関しては最後の審判と考える根拠がないって感じですかね

ルカのマリア讃歌はこの章の影響があるかもしれないということですが
そうだとすると、ルカはヘブライ語聖書というか七十人訳を相当読み込んでいるんでしょうね

76章は1節から推測するにユダ王国とイスラエル王国に分裂していた時代に書かれたものの
ように思われます
2節のサレムというのはエルサレムのことでいいのでしょうか
やはりこの章もヤハウェの軍神としての側面が強調されているように思います

少しわかりにくいのが10節の「人の怒りはあなたをほめたたえる」という箇所です
これは前節の虐げられた者たちの怒りは敵に裁きを下す神の比類なき強さを
賛美する、くらいの内容なのでしょうか?