>>573
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は詩編第77篇です。

フランシスコ会訳註は、前701年のアッシリアのセンナケブリによるエルサレム包囲
から奇跡的な救いにしばしば結びつけられているが、事件当時の感謝と言うより
「しえたげられた者」(フ会では10節哀れな者)が待ち望む神の救いの象徴をその歴史的事件に
みつけたもの。
ハーパー注解は詩編の中で最も古い詩であり、サウル王より前の成立。なぜなら
エルサレムをユダとイスラエルの首都としているからであるとあります。

サレムは「平和」と言う意味がありエルサレムの古代名だそうです

「76:10まことに人の怒りはあなたをほめたたえる」は、難解ですが、
ハーパー注解は
「人の怒りがあなたへの賛美に変えられよう」という意味であると言い
フランシスコ会訳註は
「神の怒りが敵を滅ぼし生き残った者たちが「哀れな者」であり、神は
「哀れな者」を引き寄せ、彼らは神の腰の帯のように神の周りに集まる。

エレ13:11主は言われる、
「帯が人の腰に着くように、イスラエルのすべての家とユダのすべての家とを
わたしに着かせ、これをわたしの民とし、名とし、誉とし、栄えとしようとした。
しかし彼らは聞き従おうともしなかった」

リビングバイブル
「人間の無益な憤りは、神様の飾りとなるだけで、かえってご栄光を輝かせるのです。」
福音派は
神に抵抗する人間の憤りも、結局は神の栄光を現わすものとして用いられてしまう
というように解釈します