>>648
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は詩編第81篇です。

フランシスコ会訳註は、エフライム、ベニヤミン、マナセの諸族が出ていること、
70人訳の表題に「アッシリア人について」とあることから前722年に北イスラエル王国に
アッシリア軍侵入直前の急迫した状況を暗示しているとし、
イスラエルは出エジプトの時にエジプトから移植されたぶどうの木あるいはぶどう園に
譬えられると解説しています。

エフライム、ベニヤミン、マナセの側に立って、つまり我々の側に立って
敵から我々を救ってくださいという意味ですね

ハーパー注解は北王国の崩壊と南王国の手痛い失敗と言う二重の悲劇を嘆いている
とし本詩の成立をヨシュア統治時代(前640-609年)としています。
根拠はエレミヤ30-31章が繁栄されているからだそうです。