>>660
atheistくん、おはようございます。本日と明日の聖句はルカ5:27-32 マタイ9:9-13

神々の原文はエロヒーム(エルの複数形)ですが、通常単数の「神」と訳される語ですが
ここでは文脈上、明らかに「神々」として語られているので「神々」と訳されています。

ハーパー注解は
「神の裁判所に悪しき裁判官を呼び出し(1節)、彼らへの反証を整理し(2-4節)、
判決を宣し(5-7節)、神の世界支配の力を称賛して終わる(8節)
裁判官たちは「神々」と呼ばれる。神の位置に立つからである。
もし彼らがヤハウェのように行動しないのなら、彼らは偽りのカナンの神々の地位に
退けられ、非難され、排除される(イザヤ4:12-15)」

フランシスコ会訳註は、
「本詩は58篇と同じく不正な裁判官を責めたもの。彼らはここでは「神々」と呼ばれている。
ここに描かれている神々の会議の情景はカナンの神々を主の僕に格下げした非神話化の反映である。
この非神話化において神々は地上の裁きを任されるが、不正な裁きの故に不死の権利を喪失する(7節参照)」
「ある学者は、主がイスラエルの会衆に神々について語ったものとみる。
あるラビの伝承では、神がシナイで律法を授けた後のイスラエルに語られた伝承とみている。
それによると、律法を授かった後、イスラエルは神々のように不死身となった。もちろん
後で義を守らなかったために不死の権利を喪失した(7節参照)」

私が注目するのは「裁く者たち」が「神々」と呼ばれるのだが、不正な裁きをすると
特権を喪失するというイメージです。
日本の最高裁はほぼ全員が「不正な裁き」ばかりしていると思います。

Unicodeに対応しているとアクセント記号を表記できるのですか。なるほど。
日本人の個人サイトに新約の非アクセントテキストがあったのですか
発見てきません。なくなったのかもです