>>692
atheistくん、おはようございます。
本日と明日の聖句はルカ9:51-56,マルコ10:35-45,1ヨハネ4:7-12です。

ハーパー注解は本詩を最も難解な詩と言っています。
1-3節は神によるシオンの選び。4-6節はすべての母であるシオン。7節が終結部
フランシスコ会訳註は4-5bは主の宣託と考えられているとしています。
そしてラハブは、かの有名な娼婦ラハブではなくて、ユダヤの伝説上の海の怪物です。
89:11にも登場していますが、これ比喩で、実際はエジプトの象徴だそうです。

エジプト、バビロニア、ペリシテなどのイスラエルの宿敵を列挙して
世界的な神の王国を表現し、彼らも神の民へと選ばれていると歌われているわけです。
つまり敵である諸国も「ユダヤの神に帰属するようになる」
シオンを母とするようになるということですね。