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1.パウロの伝道手法は、地中海諸都市にあるユダヤ教シナゴーグに入って
 キリスト教を宣教するというパターンです。
 いわばキリスト教の教会にオウム真理教徒がやって来て布教するようなものです
2.しかもこの手法でせっかくシナゴーグに集っていた異邦人をキリスト教に
取られてしまっていてユダヤ教から恨みを買っていたわけです
ユダヤ教だと割礼が信徒になる条件ですが、パウロのキリスト教では無割礼でOk
楽なので人がキリスト教に流れたわけです
3.それでエルサレム教会に登るというパウロを信者たちがきつく止めるわけです
予言者まで出て止めるわけですが、誰の目にも危険だと明瞭だったからです
4.しかしパウロはエルサレム教会へ諸教会から献金を集めて持参するという約束を
果たそうと鼻息が荒いわけです。まったく耳を貸しません
5.エルサレム教会は、パウロが来て大迷惑です。エルサレム教会の方針は
ユダヤ教とうまくやっていくことです。神殿に熱心な義人ヤコブはユダヤ人から
尊敬されていたほどです。そこにパウロが来ると困るわけです。
6.そこで、献金を集めて持参したパウロに提案をします。志願者四人のために
金をだしてやりなさい、と。
7.そして裏でユダヤ教右派に通報してパウロを売る訳です
 あるいは逮捕されても擁護などは一切せず見捨てるわけです

パウロとしては誠意を示す献金持参だったのでしょうが、大迷惑だったわけですね
なにせエルサレム教会はユダヤ教のただ中でいきているわけですので