>>703
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は詩編第89篇です

ハーパー注解によると、コラ・ギルドのヘマン家の作品で、ヘマン家は典礼の歌や
その指導で良く知られたグループだそうです。ところが詩人は深刻な病のために
完全に孤立し、都と隣り合わせにある状況下で鬱状態にある者の祈りだそうです。

10-13節は矛盾に満ちているとハーパー注解は解説しています。
曰く「イスラエルの信仰告白と礼拝を不明瞭な死者の住居に導きつつ
再度シェオールから神に訴える。これらの詩行には矛盾が満ちている」

10節から12節は筆者の絶望的な境遇を比喩的に表現したものなのでしょう
恐らくはらい病などの病気で隔離され、孤立し死が間近で救われる可能性が少ない
その中で彼はそれでも祈ると歌っているように思います