>>705
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は詩編第90篇です。

「角」はフランシスコ会訳註によると、
「力と勝利の象徴」だそうですが、具体的に何かについての説明はありません。
そこでぐぐると
「一部の哺乳類の頭部にある硬い突起物をさす。骨からできているものと、角質から
できているものとある。
超自然的な力、神性、魂の力、頭から湧きあがる生命の力をあらわし、
兜や被り物につける角は人の力を倍化させるといわれる。
このほか、角のある神は軍神や嵐の神とされ、
威厳、王威、強さ、勝利、保護、男らしさ、多産、豊穣を象徴するが、
キリスト教では角のある神を悪魔としたため、恥辱、侮蔑、卑劣を象徴することになる」

フランシスコ会訳註によると本詩の1-5節と20-38節は前10Cソロモンの時代の作だそうです。
古代なので動物の角から超自然的な力がイメージされ
「威厳、王威、強さ、勝利、保護、男らしさ」などの象徴となっていたのかもですね

חֶסֶדヘセド慈しみ אֱמוּנָהエムナーまこと 
という契約の言葉が本詩のキーワードですね