>>809-810
あれ、けっこう名前から性別を推測するの間違ってましたねw
ともかくも女性信者が多かったことは確かなようですね

今回ローマ人への手紙を読んでの総評としては
以前受けた印象よりもはるかにカルヴィニスティックだった、ということです
もちろん歴史的な順序としてはパウロがカルヴァンに影響を与えたわけですが
神の全権性、予定説、信仰義認といった神学思想がパウロの段階で極めて強かったのだという
印象を受けました

これはパウロ自身が、自分のことを異邦人への使徒として、直接神から選ばれた人間である
と考えていることに即応する思想なのかもしれませんね

さて今日からは箴言ということですが、また2章セットですか…
まあ章数が多いので仕方ないかもしれません

1章冒頭でソロモンの箴言とは書いてますが、おそらく様々な箴言を寄せ集めたものだと思います
1-2章を読んだ限り、神から来る知恵・知識・悟りの言葉をちゃんと受け止めて、道を外れることなかれ、
と読者に諭していますが、まだそれほど具体的な内容はありませんね

具体的な内容としては2章16節で遊女が出てくるところですが
案の定、遊女はみだらな女であり、そこに赴く者は道を踏み外す、といった内容になってます

ここではちょっと抽象的な質問になりますが、今後も度々出てくるであろう「知恵」「知識」「さとり」という
ことばは原語的におおよそ日本語訳に対応したものなのか、ということが気になりました
特に悟りという言葉はどうしても東洋思想・宗教のイメージがまとわりついてしまうので
原語的にはどんな意味を持ったことばなのか気になりました