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宗教板避難所

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0833福音伝道
垢版 |
2022/06/09(木) 07:09:53.16ID:gSUn4yEg
>>832
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は箴言9-10章です。

箴言8章はキリスト教になじみ深い箇所ですね。パウロスの1コリ1:30
「キリストは神に立てられて、わたしたちの知恵となり」は、箴言8章の「わたし」を
キリストと解釈しています。

ユダヤ教としては「智恵」を創造にまで関与させる思想は「知恵文学」由来の独自
的なものですが、萌芽が申命記にもあります。

4:6あなたがたは、これを守って行わなければならない。
これは、もろもろの民にあなたがたの知恵、また知識を示す事である。
彼らは、このもろもろの定めを聞いて、
『この大いなる国民は、まことに知恵あり、知識ある民である』と言うであろう。

つまりまず神の智恵であるホフマーがあるのですが、これは人には理解しがたい。
そこで人へのメッセージとして律法が与えられ、律法を理解する悟りヴィーナーが必要となる。
このヴィナーは申命記4:6では「知識」、箴言8:14では「悟り」と訳されていますが
原語では同じ語です

つまり、申命記では律法がまずあり、律法を守れば、神の秘密である智恵を悟り
神が喜ぶこととそうではないことの識別ができるようになると語られますが
知恵文学では、智恵自体が擬人化され、更に神格化されていきます。
キリスト教は神格化された智恵をキリストと見出して神学を立てます
0834福音伝道
垢版 |
2022/06/09(木) 07:39:27.76ID:gSUn4yEg
>>832
ハーパー注解は、例によってエジプトの影響を指摘します。
8章は「知恵という女性の自己宣言」としたうえで、ヘレニズム時代のエジプトの
女神イシスの奇跡行為列挙文学の形式の影響下にあるとのことです。
しかもユダヤ教やキリスト教が吸収できない部分があると指摘しています。

つまり男神である主神と、ペアとなる女神である智恵という男女二人のペア神がいる
という構造をユダヤ教もキリスト教も受け入れることができないというわけです。
例えば王を立てる15-16節で知恵という女神が王を支えますが
相似するのは以下二つです
1.ファラオの王座を支える女神マアト
2.秘儀の聖婚式で人間の男を王にするメソポタミアの豊穣の女神イシュタル
しかしユダヤ教では
3.イスラエルと古代近東の支配者と智恵の特別な結びつき
(列王上三章で、ソロモンは知恵を神から授かります)

ハーパー注解は、8:22-25について別訳を提示します。
「ヤハウェは彼の道の始めに、わたしを身に宿した。
彼の古い業の第一に。
はるか昔、わたしは胎で編まれた。
第一に、地の始めの前に。
深淵もなかったとき、わたしは生み出された。
水の溢れる泉もなかったときに。
山々が形造られる前、
丘の前、わたしは生み出された。

つまり神が女性のようなやり方で知恵という女を出産した
と書かれていると。
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