>>851
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は箴言17-18章です

15:16-17 フランシスコ会訳注によると、
富は常に恵みと考えられていたので、ここでは「富を責めている」のではなくて
そうでは無い場合もある事を理解させるための諺だそうです。
「野菜料理」は貧しい人たちのために用意された普通の食事とあります。

16:6いつくしみとまことによって、とがはあがなわれる、
主を恐れることによって、人は悪を免れる。
がユダヤ思想(道徳的贖い)の最高峰だそうです。
{神は人の罪を罰しても回心の機会を与え、悪人が「忠実と誠実」を示すならば
その罪や咎は赦されるという思想。
16:1-9 神の業 16:10-15王の役割 16:16-19智恵と謙遜 16:20-33智恵と恩恵

さて、ハーパー注解によると、対立的平行法パターンから離れ、主題別配列という
より踏み込んだ形式になっていると言っています。
まず、ヤハウェのの格言があるわけですが、詳細にみると、2節はエジプト初期の神トトを
想起させるそうです。トトはマアトを基準として死者の心臓を量るそうです。
2節の「主は人の魂をはかられる」に似ているので影響があるのではという指摘です
そして次に「王の役割」が来るわけですが、君主に高い評価をしている。
都市を背景にしているのであろうと推測しているだけですね。

私見によると、君主側が自己肯定で、王は正しいということを謳っているのでは
ないでしょうか。みず神。そして王。で知恵と。