>>879
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は箴言29-30章です

27:16は前節と同じく「争い好きの女」について述べているわけですが
「争い好きの女」は風を制するのが不可能のように制することが難しいし
右手で油を掴もうとしても、滴り落ちるように掴めないという比喩ですね

17節の「人はその友の顔を研ぐ」は原文直訳です。
フランシスコ会訳は「顔」を「心」と意訳しています。
聖書協会共同訳は「顔」を「人格」と意訳しています
新改訳2017は「鉄は鉄によって研がれ、人はその友によって研がれる。」
友によって磨かれて立派な顔にして貰っているということでしょうか

28:8利息と高利とによってその富をます者は、
貧しい者を恵む者のために、それをたくわえる。

これはとてもわかりにくい節です。
「利息」「高利」は実は律法違反です。つまり悪人が不正に儲けている状態です。
この不正の手段で蓄財された富は悪人自身のために使われる事は無くて
「貧しい者を恵む者」という正しい者によって使われる。
つまり「貧しい者」に施されるという使われ方をしますよ、ということですね。

同胞からは利子を取ってはいけないというルールですので
異邦人には利子を取って良いという変なルールですが
ここでは同胞から利子を取って蓄財しても無駄になるからやめなさいという
教えのようですね