>>882
atheistくん、おはようございます。本日の聖句は箴言31章です。箴言最終章です

29:5 隣人や友人らに「おべんちゃら」を言って気に入られようとする者は
自分の脚元に網を張って、網で転んだりからみとられることになりますよ。
そんなことはしないでおきなさい。失敗しますという戒めですね
「彼の足元」は正しい訳ですが混乱を招きます。諸訳は「自分の足元」としています。

30章のアグルはハーパー注解によると「私は寄留者である」という意味だそうです。
なのでアグルはイスラエルにおいて「永遠の寄留者」であるそうです
そしてヤケの子と自称していますがヤケは「ヤハウェ。祝福されているのは彼」という
意味ですので4節のその名は何か、→やはうぇ
その子の名は何か→ヤケの子アグルとなります。
このハーパー注解に対してフランシスコ会訳注は、「その名」は「神」で一致しますが
子の方は「イスラエル」「メシア」「智恵」という解釈です。

15節以下はアグルが終わり、第七集 「数による箴言」となります
蛭(ミドラシュ)の二人の娘については
フランシスコ会訳注は、「天国」「地獄」という解釈です
ハーパー注解は意味不明と斬って捨てた上で、
1,蛭の幼虫のことか?
2.「与えよ、与えよ」という名前の子供なのだろうか
3.陰府、不妊の胎のことか?
と疑問形です。
諸説も紹介します
吸血鬼説で、アッカド語リリトゥで、イスラエルでは悪魔であったようで
15b-16の四つの貪欲の諸項目と結びつけられているとのこと