>>950
文語訳は響きがいいですよね
私は前にも書いた通り、まともに聖書を読んだのはNIVが初めてでした
その後も聖書は英訳聖書で馴染んでいたので、この板に来たときは
日本語訳、特に人名・地名が分からず苦労しました
口語訳はそれに輪をかけて、こんな日本語使うの?というような日本語があったりするので
未だに苦労してますw

さてマルコ11章ですが、イエスのエルサレム入城の箇所ですね
途中、いちじくに対する呪いがありますが、これはどう見ても大人げないですw
もちろんその後に続く「心に疑わず信じるなら、そのとおりになるであろう」という言葉の
前座的なエピソードとして挿入されているのでしょうが、もうちょっとましなエピソードはなかったのかと
思います

この一見大人げないエピソードがなぜ挿入されたと先生は思われますか?

ここでのハイライトはイエスの宮荒らしだと思いますが、ここは真っ向からユダヤ教の権威に
楯突くような行為なので、そりゃ恨みを買うだろうなと予想できます
もちろんイエスはそのような恨みを織り込み済みで、このような行為に至ったのでしょうが
イエスの言葉に感動した群衆がいなければ、即取り押さえられていたでしょうね

最後の権威に関する問答は、イエスの才気を示した問答だと思います
イエスはバプテスマのヨハネを引き合いに出していますが、これはイエス自身にも言えることで
律法学者らがどちらとも答えられないような質問にすることで彼らの糾弾をかわしています