>>101
なるほど、わたしの感覚の問題だったんですね
わたしは「考えもなく軽率に神の恵みを受けてはならない」というようなニュアンスで捉えてました
要は「恵みを受けてはならない」のほうに重点を置いて読んでいたので違和感があったようです

英訳(NIV)で確認してみると
we urge you not to receive God’s grace in vain.となっていて、口語訳とあまり変わりません
でもこの英訳だと「神の恵みを無駄にしてはいけない」というニュアンスで読めるのに
なぜか口語訳だとそうは取れませんでしたw
古い言い回しにはさほど抵抗がないつもりでいましたが、知らず知らずのうちに
現代的な使い方に影響を受けていたのかもしれませんね
その意味ではそういった誤解が生じないように工夫されたフランシスコ会訳や新改訳2017は
親切な訳だと思いました

さて7章ですが、パウロがマケドニアに着いて様々な艱難に会い、うちしおれていたときに
テトスがやってきてコリント教会のひとたちもパウロを慕っていることを知らせたために
パウロがそれを喜んでいる、といった内容かと思います

ただやはりここで言及されている「あの手紙」(8節)、「あなたがたを悲しませた」(8節)、
「処罰」(11節)、「あの問題」(11節)といったところが具体的にどのようなものかがわからないため
手紙の内容を判断することが難しいところです

「あの手紙」は1コリのことなのか、「あの問題」は偶像に捧げた食べ物を食べたことなのか等々、
こういったことは具体的に何を指しているのか判明しているのでしょうか?