>>150-151
成立年代は確定していないのですね

5節は花婿の歌で、6節からはまた別の歌だったんですか
前置きもなしに歌っている人が変わると訳分かんなくなりますw

とりあえずヘブライ語で「妹」ということばはかなり広い意味で使われているってことですね
福音派の解釈では古代の同族婚を背景に血縁者と解釈してる、と

さて5-6章ですが、ここもまた途中で前触れもなく歌う人が変わっているようです
5章は1節の呼びかけ(わが妹、わが花嫁よ)で男の歌と分かりますが
2節では戸口にいる者が「わが妹」と呼びかけているので、歌の主は女になっているようです
以降はそのまま女の歌になっているように読めますが、9節以降は8節に呼応する形で
歌われているので、これまた別人の歌のようです

6章は5章の終わりに続いてその「別人」が歌っているようですが
2節からは1節に呼応して女の歌になっているようです
ところが8節からは王妃が出てきますから、これまたさらに別人の歌が混じっているように読めます

それにしても比喩は大仰なものが多く、なかにはいったいどんなイメージなのか想像がつかない
ものもあります
6章の6-7節など、さっぱり分かりませんw
頬の比喩がざくろの片割れって、グロテスクなイメージしか浮かびませんw