>>28
たしかに「悪霊退散!」ってテレビでやってるような人たちは
ほとんどが自覚的に演じているのでしょうね
その意味ではほとんどが詐欺行為と言っていいのかもしれません

占いの霊に憑かれた女の実際は分かりませんが
仮に男性たちの支配から解放されて実は喜んでいたのだとしたら
この話は表面上の筋書きより面白いですね

さて1コリ4章ですが、この章はよくわからないところが多いです

前半は裁くのは神のみであることが強調されています
これはコリント教会で派閥争いが起き、誰彼が本当の使徒だとか偽りの使徒だとか
いった断罪が行われていたことを推測させます

よく分からないのが7節です
「もらっているなら、なぜもらっていないもののように誇るのか」とありますが
なんで「もらっていないもののように誇るのか」と言っているのでしょう?
「もらっているもののように誇るのか」なら持てる者の傲慢さということでわかるのですが

8-13節もほとんど自虐的とも思えるような逆説的な言い回しになってます
コリント教会の信徒たちを王になぞらえ、自分たち使徒を死刑囚になぞらえています
理由として14節で「わたしの愛児として諭すため」とありますが、これは
どういう意図なのでしょうか?15節でコリントの信徒を生んだのはパウロであるから
彼らを愛児と譬えているのでしょうが、13節までの内容とのつながりがピンときません

最後に19-20節で「神の国は言葉ではなく、力」だと言ってますが
これはいったいどういうことでしょうか?