>>30-31
パウロのとしてはイエスから直接指名された使徒ということを証明できないので
裁くのは神のみということを強調したってことですね

7節は、「神から受け取っているなら、なぜ神から受け取ったのではなく自力で得た者のように
誇るのか」ということなんですね
たしかにもうちょっと分かりやすい言い方ができそうなもんです

8節以降の自虐と皮肉もまた分かりにくいですね

19-20節は最も違和感を感じたところでした
さすがに「奇跡比べ」を持ちかけていたとは思いも寄りませんでした
そうだとしたら、これはちょっとさすがにどうなんだろうと思います

さて5章ですが、1節を見る限り、パウロはコリント教会のユダヤ人に向けて手紙を書いているようです
さらには「父の妻と一緒に住んでいる者(義理の母と不倫関係にある者?)を
自分をすでに裁いてしまっている、と言っています
これは前章で裁くのは神のみ、と言ったことと矛盾しませんか?

よく分からないのが5節で、なぜ「その霊が救われるように彼をサタンに引き渡した」のでしょうか?
サタンを追い出すとかいうならまだしも、サタンに引き渡したら救われないことになるような気がします

後半は不品行な者を教会から追い出せ、と強い口調で述べてますね
偶像礼拝者や酒に酔う者など、いくつか例を挙げていますが
そういった人たちを諭すのではなく排除せよ、というのはかなり強行な主張であるように思います
もちろんどの程度酷い行いをしている人たちなのか、この文面だけでは分からないので
パウロの判断が無謀だとまでは言い切れませんが