日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が清宮幸太郎内野手にダメ出しした。

 清宮は二回、無死一三塁から、ロッテ先発石川の真ん中低めのシンカーを捉え、一時は勝ち越しとなる右前適時打を放った。それでも「違うんだよなぁ。アレがヒットにはなったけど、違うんすよ」と振り返った。

 清宮は第2打席は二ゴロ、第3打席は空振り三振に倒れた。最終回の最終打席は代打万波を送られてベンチに下がった。新庄ビッグボスは「凡打でもいいからオレのイメージのスイングであれば、交代はなかった…ですよね。三振でも、『お、これ次、期待できる』っていう三振だったら、使うし」と説明した。

 チェックするポイントとして「打席の凡打の雰囲気とか、見逃し方」と列挙したビッグボス。「開幕したときの清宮君の“間”はないよね。ゆったり感と言うか、早めにタイミングをとって」と現在の状態を分析。「まあまあでも、今日ダメでも明日いいかもしれないしね。それはもう分からん。プレースタイルを見てみないと」と期待の言葉も話していた。

 清宮も自身の打撃について「正直、自分の中で納得できるスイングができていない。全然満足できていないとは思います」と分析。試合を終えて居残りで打ち込んだ。「“割れ”の部分ですかね。でも、ちょっとスイングの軌道もなんか自分の思うように振れていないので」と修正部分を明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed4ba6e685513110ac568a132a1a39975e9c361f