日本ハムの新庄監督が、トレードの活性化を提言した。今オフには出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」の導入も検討されている中で、指揮官は「ドラフトというか、トレード。どんどんできたらなと。7対7くらいの。大型すぎるでしょ(笑い)」と、移籍市場活性化の必要性を説いた。

 「選手全員を1回は1軍のグラウンドに立たせる」と公言しているのも、力のある選手を埋もれさせないため。球界全体で移籍を活性化させれば、さらに選手の出場機会は増えると考える。自身も20年に12球団合同トライアウトに参加。監督として参加した昨年のトライアウトでは、巨人を戦力外となった古川侑を獲得した。

 現役時代の01年オフにはメッツからジャイアンツへのトレードを経験。当時メ軍のボビー・バレンタイン監督から「来年の開幕は4番」と伝えられた直後だそうで「あの時はマイナスだった」と苦笑いでオチも付けた。
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