4月20日の阪神戦から5月4日の中日戦までの11試合で、5選手がサードでスタメン出場しているが、トータルで29打数3安打、打率1割0分3厘と戦力になっていない。内訳を見ると、倉本寿彦が4試合で11打数1安打、柴田竜拓が3試合で8打数0安打、田中俊太が1試合で3打数1安打、 田部隼人が1試合で2打数0安打、伊藤裕季也2試合で5打数1安打となっている。

 宮崎は開幕から『5番・サード』で3割5分1厘、3本塁打、9打点とポイントゲッターになっており、あまりに差が開き過ぎている。宮崎離脱後、11試合で4勝7敗と負け越しており、そのうち7試合は3点以下しか取れず、3度も完封負けを喫した。5月3日の中日戦では、2回に2点を先制したものの『8番・サード』の伊藤裕がショートゴロ併殺打に倒れ、流れを切ってしまう場面もあった。4回も二死二・三塁のチャンスで伊藤裕がショートゴロに終わった。