阪神・矢野監督の進退問題「そのような話は出ていない」 

阪急阪神HD決算発表会見で執行役員が説明

阪急阪神ホールディングスは13日、大阪市内で21年度(22年3月期)の決算を発表した。阪神タイガースや宝塚歌劇団を主体とする「エンタテインメント事業」の営業収益は、前年比49%増となる628億6400万円。営業利益は92億6300万円の黒字で、前年の22億5800万円の赤字から大幅に回復した。

会見で、最下位に低迷する阪神タイガースについて、佐々木浩執行役員が説明。今季限りでの退任を表明している矢野監督の成績不振が続いているが、責任問題については「去就につきましては、新聞でも掲載されているとおり、続けてもらうということでやっています。今年度いっぱい。そのような話は出ていません」と語り、改めて続投を明言した。