0001それでも動く名無し
2022/05/17(火) 16:00:39.95ID:RKtADBbpMブラッシュアップした球種が進化のカギだった。球団地元紙トロントスターによれば、敵軍マリナーズのサービス監督は、菊池が改良した球種を「スライダー・カッター(カットボール)と言うべきかな。うちの連中は“スラッター”と呼んでいる」と表現した。
球団公式サイトによれば、菊池と二人三脚で取り組んできたウォーカー投手コーチは“ビッグ・カッター”を略して“ビター”と称しているという。きっかけは今季初登板の後、同投手コーチが昨季平均82・5マイル(132・7キロ)だったスライダーを「もっと球速を上げ、80マイル台後半(140キロ前後)で投げるべきだ」と進言したことだという。
菊池は「最初は難しかったが、『もっとヘビーなカッターのように投げてみたらどうだ』と言われ、やってみると本当に感触が良くなった。登板を重ねるにつれ、どんどんしっくり来るようになった」と明かした。
この日は6奪三振のうちスラッターと直球で3個ずつ。スラッターの平均球速は、狙い通りの87・8マイル(141・3キロ)をマークした。
さらに4月終盤、同投手コーチは直球をもっと投げるよう強くプッシュ。菊池は「正直、直球はときに自信が持てなかった球種だった」と言うが、これを実践したところ、前回登板のヤンキース戦は投球の60%が直球で、6回途中を2安打2失点、7奪三振。この日は最速97・1マイル(156・2キロ)を計測し、直球は64%(90球中58球)、スラッターが28%(25球)を占めた。
同サイトは「おあつらえ向きのコーチングをちょっとばかり受けた菊池雄星は、昔と同じではない。自ら第2幕の準備を整え、マリナーズ時代とは全く別人だ」と、記事を締めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15887d8809119627b22436e9a2acaa5c860d99cb