自然界からも認められたベルーナドームの過ごしやすさ。

 現時点では専門家による分析は行なわれていないものの、目撃者の証言を総合するとこの鳥がカラスであることは間違いありません。ベルーナドームでは常日頃から球場内を我が物顔でカラスが飛び回っており、「西武の白星を見る確率よりも球場内でカラスを見る確率のほうが高い」とまで言われています。2013年には試合中にカラスがハトを襲って落下させ、試合中断という事態を引き起こしたこともありました。

 それでも従来は、壁をつけ渋った屋根と地面の隙間から飛来して、また隙間から去っていくというのが常でした。あくまでもカラスは部外者だったのです。しかし、賢明なカラスは気づいてしまったのでしょう。外よりは中のほうが快適であることに。そして、球場の中に住むほうが合理的であることに。

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