高松商・浅野 意地の強烈打「ボール見えていた」 阪神スカウト陣へアピール

 高校通算57本塁打、今秋のドラフト候補にも挙がる高松商・浅野翔吾外野手(3年)が、強豪・県岐阜商相手に2打数1安打2四球。チームはコールド負けを喫したが、4人体制で視察した阪神スカウト陣へ、強烈な一打でアピールした。

 5点を追う五回無死一塁、この日最速147キロを記録した県岐阜商の井上悠投手(3年)と対じした。「ボールは見えていた」と、外角ギリギリのストレートを捉えた打球は、一塁手のミットをはじく内野安打となりチャンスを広げた。

 4月末の四国大会終了後、約1カ月で「インパクトを大事に打てている」と、本塁打13本を量産。秋から6キロ減量したことで動きに軽快さも出た。阪神は和田TAら4人が視察し、渡辺スカウトは「140キロ後半の球にも反応できていて、(減量も)打撃に影響はなさそう」と評価した。
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