「練習中、若手に長打狙いの指導を勝手にしていたことが、育成プログラム作成を主導した仁村徹氏の耳に入り、氏が激怒したのです。昨季まで二軍監督だった仁村氏は、今季から球団の実質ナンバー3の『編成統括』に就任。普段は温厚ですが、あの星野仙一氏が『怒ったら俺より怖い』と評したほど“瞬間湯沸かし器”の一面があり、監督もさすがに庇いきれなかったのが真相です」(前出・球団関係者)

 中村コーチはフロントに対し「何で俺が悪いんや!」と反発しているという。だが、今回の一件をメディアは掘り下げようとしない。

「立浪監督誕生はファン、球団、名古屋のメディアにとって待望だったため、みんな“立浪応援団”と化しています。中村コーチだって言い分はあるはずなのに、現場ではアンタッチャブル扱いで、むしろ『打撃陣にテコ入れが必要』『よく決断した』などと好意的に報じている。このままでは不本意な形で立場を追われた中村コーチが今オフ、電撃退団しても不思議ではない」(在名古屋テレビ局関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdaf04db7477edec9641ef93a06866709268d05a