コロナ禍が本格化する直前の2020年初頭に、ソフトバンク・王貞治球団会長がプロ野球16球団構想を語り、
新しい本拠地候補として沖縄を挙げたことがあった。この王構想に乗っかる形で、
一部の人々が沖縄プロ野球球団構想を煽り立てていたが、現実問題としてはこの構想がほぼ実現不可能な事は、関係者の間では“常識”でもあった。

理由は台風だ。沖縄は8月から10月にかけて毎年、いくつかの台風の直撃を受ける。台風が来れば試合が
できないだけではない。飛行機も飛ばず、次の試合地への移動もままならない。
9月から10月はただでさえ過密日程なのに、スケジュールを消化できずに、
優勝争いにも影響を及ぼす危険性があるからだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6401d1795ec0e0d92eb47307a5fdb9fb2deab56d