第26回参院選で比例代表で立候補した立憲民主党の辻元清美氏(62)が9日、選挙戦を終えた後に囲み取材に応じ前日、
凶弾に倒れた安倍晋三元首相について「私にとって安倍さんがこんなに大きな存在だったとは思わなかった。喪失感にさいなまれています」と肩を落とした。

安倍元首相は衆院議員時代、何度も激論を交わしてきた“政敵”。壇上では安倍氏が2度目の首相辞任した直後、ばったり出くわした時のエピソードを披露ししのんだ。
「私が“お疲れさまでした。でも安倍さんと議論できないこと、残念やわ”と声を掛けたら吹っ切れたようなお顔で
“僕も辻元さんと議論できないのは本当に残念”とほほ笑んでいらっしゃった。昨日の訃報に接しあの時の顔が脳裏に浮かんだ」と切々と話した。
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