フロントに異例のお願いだ。日本ハムの新庄剛志監督(50)が今秋のプロ野球ドラフト会議(10月20日)に向け「全員即戦力指名」の要望を口にした。
来季を勝負の年と位置づけ、大卒、社会人を中心にすぐに使えそうな投手、野手を優先的に獲得したいと考えている。
球団は甲子園のスターを含め、将来性豊かな選手を積極的に指名する「ロマン型」の路線を貫いてきたが、ビッグボスは優勝するために独自戦略を打ち出した。

2年目の来季は、シビアに勝ちを追求するつもりだ。そのためには、主力はもちろん、バックアップメンバーも重要になる。
指揮官は「即戦力がほしい。ピッチャーも野手もキャッチャーも全て。そうしてくれたらキャンプとか、めちゃくちゃ楽しいですよね。
(レギュラーを)固定していきながら、控えも分厚い。面白いですよね」と想像を膨らませた。

監督のオファーを受けた段階で、1年目はトライアウト、2年目に勝負と決めていた。1位以外のAクラスに興味はない。
「来年、2位は考えていない。2位も6位も一緒なので。もうトップしか考えていない。あ、1年契約でした。でも気持ちは2年」と豪快に笑ったが、本気でリーグ制覇に燃えている。
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