「今回の惨敗は驚かない結果でした。プレーもチーム体制もつながりを欠いていましたから。今年7月にウィム・フィセッテ・コーチとの契約を解消。5月には専属フィジカルトレーナーだった中村豊氏がチームから離脱した。
テニスは個人スポーツだが、チーム体制が非常に重要。コーチやトレーナーは練習だけでなく、日々のスケジューリングや戦略、体をつくり上げるフィジカルトレーニングのプランニングも担う専門職でもある。大坂の場合、現場で世話をする個人マネジャーすらも不在。テニスに不可欠なチーム体制が崩壊しているのが現状です」

■代理人とマネジメント会社を設立

 大坂は今年5月、長年にわたって代理人を務めているスチュアート・デュギッド氏と新たなマネジメント会社「Evolve」を設立。それまで所属していたIMGから離れたことで、中村トレーナーとの関係も解消した。
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