ロッテ)「投手も野手も合わせて20人くらい獲らないと」

 5年間指揮をとった井口資仁監督から来季、吉井理人新監督を迎えるロッテの戦力について、大久保氏は「正直ヤバい」と指摘する。

「戦力的には完全にBクラス。補強ポイントと一口に言ってもピッチャーも野手も両方必要で、ある意味どっちでもいいぐらい(笑)。投手の顔ぶれも変わらないし、打線も髙部 (瑛斗)や佐藤(都志也)なんかが出てきたと言っても迫力不足。どうしても一つに絞るとすれば抑えができる即戦力投手でしょうか」

 長年守護神として君臨してきた益田直也は今季25セーブを挙げたものの、大事な局面でのリリーフ失敗も目立った。8月以降はロベルト・オスナがリリーフを担ったが残留するかは不透明。助っ人に頼らない盤石な「勝利の方程式」を作り上げたいところだ。

「リリーフをしっかり任せられるタフな即戦力投手がまずは必要でしょう。ただロッテはAクラスに上がるためにはこのオフ投手も野手も合わせて20人くらい獲らないと難しい、それくらいの状況ですよ」