球団は手術勧めるも…ヤクルト・奥川恭伸投手「自然療法」選択、来季復帰のメド立たず エースへの飛躍に期待も最大の誤算

宮崎で開催中の秋季教育リーグにも帯同できず、来季のメドが立たない状況。2軍関係者が「球団は手術を勧めたが、本人が自然療法を望んだ。今後はどうなるかわからない」と明かす内情は、すでに他球団にも知れ渡っている。
奥川と左右のエースで期待された高橋奎二投手(25)は今季8勝も、1年間ローテーションを守るまでに至らず。首脳陣は「2015年にリーグ優勝したときからうちは結局、小川と石川だけで新しい投手が出てこない」と嘆き節。やはり頂上決戦を謳う以上、5戦目の先発に入団1年目でレギュラーシーズン登板2試合のみの山下輝投手(23)が出ていくようでは寂しい。日本一奪回のカギとして、奥川の復活をあてにできないなか、高津監督は先発陣をどう底上げするのか。