伝説のOB・広岡達朗が語る「巨人の4番」の資格…岡本和真と川上哲治、長嶋、王の決定的な違い
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>>私が「岡本に4番はまだ早い」と思うのは、出塁したときに相手チームの先輩一塁手に頭を下げて挨拶するからだ。これではいくらホームランを打っても、4番としての威厳と風格がない。

 古来、日本には「長幼の序」という言葉がある。古代中国の儒学者・孟子(もうし)の教えによると、5つの守るべき人間関係があり、そのひとつが「長幼の序=年長者と年少者の間には、年齢による順序がある」ということである。

 江戸時代の初め、徳川家康が徳川家と幕府の永遠の安定を願って「将軍は長男に限る」と定めたのも、儒教(孟子)の「長幼の序」に従ったためという。

 いまもあらゆるスポーツの根本秩序だが、勝負の現場は別だ。岡本のように、主砲が試合中に敵の選手に挨拶をする必要はない。