日本ハムは3日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で西武からトレードで移籍となった山田遥楓内野手の入団会見を開いた。会見には新庄剛志監督も同席した。

 山田はまず初めにあいさつとともに「本当にまだ全然名前も覚えてもらってないので、インパクトのある選手になりますので、よろしくお願いします」と決意表明。移籍を聞いた時の心境について「ファイターズといったら新庄監督なので。はい。嬉しい気持ちはもちろんあります」と話した。

 新庄監督は山田の印象について問われると「彼の元気はもうこっちのベンチから見ても素晴らしい。この声は戦力になるし、打席に立つときも雰囲気もあるし、守備に関してはもうね、トップレベルの選手なんで、うわー、一緒にやりたいなっていう気持ちはずっと持ってました」と西武時代から評価していたことを明かした。

 対して山田は新庄監督の印象について「いやもう、芸能人。芸能人そうですね、監督というよりは」と語り、新庄監督も思わず苦笑い。監督が「何番打ちたい?どこを守りたい?」と希望のポジションを問うと、守備に関しては「内野は全部。サードは一番自信を持っている。肩も見せどころなので」。

 打順に関しては「1番!」と答えたが、指揮官は「1番は無理(笑)」としつつも「希望なので頭にインプットしました。もったいないけどな。ショート、セカンドでダブルプレーが取れる選手だから。ごめんね、口挟んで(笑)」と終始笑顔で話しを聞いた。