交渉後の会見では、「(球団から)怪我して離れる時間が多かったですけど、色んなことに対して一年間よくやってくれたとのお言葉を頂いたので、僕自身嬉しかったし、来てよかったなと強く思った」と喜びを口にした。

日本ハムの一員として臨んだ昨季は打率.204と低迷し、大田本人が「クビと一緒」だと語る“ノンテンダー”で自由契約に。激動のオフシーズンを経てたどり着いたのがDeNAだった。

DeNAでは「野球をやる楽しさだったり勝ったときの喜びだったり、少年の心に戻ったような野球の楽しさ」を感じながらグラウンドに立っていたようで、「チームのため、応援してくれるファンのため、とはよく言われる言葉ですが、冗談抜きで本当にそう思えるようなシーズンだったと思います」と充実感を漂わせていた。